ドグーテン2010-02-06 23:30:21

国立博物館のHPより拝借
ドグーテンに行って来た。

ドグーテンとは、動物の「テン」でもなく、レストランの名前でもなく、「土偶展」だ。

ザ・パワー・オブ・ドグー。大英博物館の展示の凱旋帰国展だったのだが、驚いたのは人の多さだ。ドグーがこんなに人気だったとは。

さすが縄文のスーパースターである。

神奈川マラソン2010-02-07 22:54:49

磯子からスタート
ハーフマラソン2回目ということで、磯子の工場地帯を走って来た。ハーフの出場者は7000人。写真は先に出発した10kmのスタートの様子であるが、人、人、人、である。昨日のドグーテンといい、連日人の多いところに出向いていて、これではまるでバングラデシュにいるかのようだ。

磯子の工場地帯を回るので、J-Powerの発電所、IHIの工場(なぜかウドンかまんじゅうのようなにおいがした)、浄水場なんかを眺めながら走るコース。仕事柄、発電所、浄水場、セメント工場やら食糧倉庫などなど、途上国のサイトは沢山みる機会があるのだけれど、日本の国内は工場の敷地に入る機会はあまりない。ということで、結構面白かった。

スタート・ゴール地点は日清オイリオの工場、こちらは協賛もしているようで、参加者にはコレステロールフリーの油が一本配られた。

それからこの大会、大学生が沢山出ていて、駅伝走ってます、というよーなにーちゃん達がものすごい勢いで走っていた。早々に折り返してくる彼らの早さたるや恐ろしいものがある。驚愕。

一方、turtle*tortoiseには、ハーフマラソンはまだまだつらいのである。

甲斐駒ヶ岳 黒戸尾根2010-02-13 22:22:03

ガラス細工のような樹氷
木、金の2日間、黒戸尾根から甲斐駒を目指した。

一日目、雪山のはずが始終雨。ずぶ濡れになり、雨で腐った雪に苦労した。翌日、雪。甲斐駒のピークは断念し、氷の森の中を下山した。

日本三大急登にも数えられる黒戸尾根、やはり長かった。

七丈小屋のおやじさんによると、近く黒戸尾根から甲斐駒を回るトレランの大会が始まるそうで。日向山との周遊コース、出場選手の条件はハセツネ9時間以内完走者、150名程度のみの「プロフェッショナル」大会になるらしい。おやじさんによれば、日本一きつい大会になるのは必須とのこと。昨シーズンは黒戸尾根の往復4時間台は10名ほどいたらしく、標高差2000m、鎖場、ハシゴだらけのこのコース、ちょっと信じられない世界である。

さて、記録。

1日目:
 前夜白州の道の駅でテント泊。夜中風、雨。5時間ほど仮眠。翌日6:30駒ヶ岳神社の駐車場発。竹宇神社にお参りし、吊橋を渡って急登にとりつく。この時点では曇。雪はほとんどなく、秋山のような風情の中、だらだらと登り続け、笹の平の分岐着。ここでわかんをデポし、アイゼンを装着。さらに急登をすすみ、細く切れた刃渡りの稜線を超えて、刃利天狗着。昔は信仰の山、祠が多く、修験道の雰囲気を感じる。鎖場も多い。
 黒戸山北側のトラバース道は悪雪に苦労しすすむ。わかんのトレースあるものの、結構ずぼっと抜けるんですね、足が。何度か腿まではまる。
 5合目着。雨は一層激しい。が、2月の甲斐駒、2000mをはるかに超えて「雨」とは何なのか!気温が高いのは良いが、全身ずぶ濡れ。ここまでですでに思う存分「登った」感があるのに、この日はここから正念場。梯子の連続に、結構な岩場もあり、雪や氷もついているからして、それなりに大変なのである。そして七丈小屋手前のトラバース、ここの雪が悪かった。乗った雪ごと斜面が崩れるという雪。最後まで苦労して七丈小屋に16:00 ごろ到着。
 七丈小屋はとても快適な小屋で、愛想がいい人ではないのだけれど、実は面倒見がよい?おやじさんがガンガンストーブを炊いてくれ、ずぶ濡れの我々ご一行はおかげで命を吹き返した。
 なんでも、1週間前までは雪が相当深かったらしく、駐車場まで雪。1週前は強風のため上がれたパーティは皆無。2月に入って我々が最初の来訪者だったらしい。
 この日は温かい小屋で「すきやき」をつついて、のんびりとくつろぎ就寝。何もかけないで寝れるほど温かい夜を過ごさせて頂いた。

2日目:
 前夜リーダーの「雪が悪い」との判断で、登頂は諦めていたため、のんびり起床。天気は雪ながら、気温は小屋の外でマイナス4度と高い。8:45ごろ下山に向け出発。岩場1カ所、垂直の梯子1カ所でロープを出し、通過。前日「これ降りるの、どうすんの」と畏れていた岩場も梯子も鎖場も、思ったほどの苦労は無かったが、ロープは心の安定につながりますね。助かった。
 前日の雨、そして次第に下がる気温のせいか、周りの木々はすっかり氷漬け。こんなにきれいに全ての木が氷に覆われているのはみたことがない。クリスマスのガラス細工の森にいるかのようで、ガラスに包まれた枝にぶつかると、「カシャン カシャン」と音を立て、枝が崩れて折れていく。あまりに不思議な光景なので、ついつい周囲に目が奪われる。
 とは言え、ほんとうに長い尾根である。下っても下っても、まだまだ下り。前日の自分たちのトレースがあり、また雪はいくらか締まっているのでまだしも、そうでなければ下りも相当な苦労であった。
 途中、これまた氷漬けになったわかんを回収し、落ち葉の上にうっすらと積もった雪を蹴散らし、多分、15:00前ごろ?出発点に帰還。長い長い尾根をあるいた山でした。

パンダハイキング@高松山2010-02-20 21:26:37

清野さんのみかん
本日は高松山へパンダハイキング。

新松田からバスにのり、高松山登山口へ。
菜の花、梅。みかんの里。
ところどころにある観音様(なぜか馬を頭に載せた観音様も)。
意外に雪が沢山のこる登山道。
真っ白でおおきな富士山。
真っ白で広々とした山頂。(山頂でKパンダさんの息子さんの大学合格連絡という嬉しいニュースも!)
のんびりお昼を食べて、温かい飲み物を掌に抱く。

新松田の駅に向かって下っていく道の途中で、農家のおじさんからみかんを山ほど頂く。残れば腐って捨てるだけだから、というお言葉に甘えて、たくさんのみかんを袋に入れさせてもらった。来年はきっと「みかん狩り」に来たいものだ。

みかん畑の中を曲がっていく坂道は、河津桜の濃いピンク色が目に鮮やかで、遠く正面には相模湾が見える。楽しくおしゃべりしながらのんびり歩いていく早春の一日。

松田駅の近くでは、おいしいメンチカツとコロッケもゲット。最後には食べ物で満足度をさらにアップ、楽しい1日を終えて、家路についたのでした。

三度目の正直 青梅マラソン2010-02-21 20:09:02

2年前、初めてのマラソンデビューを予定しながら、雪で中止。
1年前、エントリーしていながら、海外出張で見送り。
今年三度目の正直で、走ってきました。(が、ハセツネ終わってからエントリーを思い立ったら、30kmは定員オ−バー〆切だったので、10kmですけど〜。)

市民マラソンの草分け、沿道の声援が有名なマラソンだそうですが、10kmの感想は、とにかく人が多い!!!! 人にぶつからないように、倒れないように、と気を使って走るので、気疲れした。うまく人を抜いたりもできないので、ペースもつかめないし。

が、まあ、その後の30kmのゴールを最後の1時間半ほど見ていると、ゴールする人ひとりひとり、目標があって目指して、それを達成した喜びが見えて、面白かった。家族連れも多いし、町をあげて盛り上げているという雰囲気は良かった。

最後には30kmに出走の同居人や山岳会のウサギ仲間と合流し、小さなおそば屋さんでささやかな打ち上げ。こういう仲間がいることも励みですね。

次回は房総半島、久々のトレラン大会です。

週末の天気2010-02-28 21:53:31

八ヶ岳
この週末、上越のタカマタギという有雪期にのみに登れる山に行く計画をたてていたのだが、「雨」が見込まれたため見送った。最後の最後まで天気が読み切れず悩んだのだけれど、雪はともかくテント泊で雨は絶対に嫌だったので諦めた次第。しかし、実際のところの天気はどうだったのか。山の天気は本当にわからない。

かわりに本日は日帰りで車山高原にスキーに出かけたのだが、今日は気温が下がったため、ビーナスラインに入ってからはずっと雪。思いもかけず冷たい風雪で視界が効かないの中のスキーとなった。

が、帰る頃にはすっかり晴れ渡り、帰路茅野周辺から見えた八ヶ岳がヒマラヤのようにキレイだった。中央道からの富士山は銭湯のペンキ絵みたいだったし。

タカマタギはまた来年かな........。