ブータンふたたびの旅2009-05-16 22:19:43

ゴールデンウィークは約2年振りのブータン再訪の旅でした。

まずは2度もお招き下さり、色々とアレンジをして下さったYさんとYさんに感謝。お陰さまで素晴らしい旅をし、季節も違う、春らしいブータンを思う存分楽しむ事ができました。

雨期で土砂くずれに悩まされながら、緑したたる森に、霧に、雨に、取り憑かれるように旅した前回。

連日の晴天の中、柔らかな緑に青空、雪を頂いた白い峰々、強い日差し、りんごや石楠花、モクレンの花に春を満喫した今回。

前回と今回、自分自身の生活のあり方、精神面でのありようも随分異なり、そういった意味でも時は流れたのだ、と感じた旅だった。

去年第5代国王の戴冠式を終えたブータン、主都ティンプーを中心に、ずいぶんと色々な変化が見られた。こちらは時というよりも、時代がかわりつつある、と言うべきか。

いつかまたブータンを訪れたいと思うけれど、その時自分は何を感じ、何を見るのか。自分自身を振り返る意味でも、ブータンという国を知る意味でも、興味があるところ。

安室奈美恵とインド2009-03-28 23:28:16

午前中、ひかりTVのMTVでJapan Count Downを流しながら遅い朝ご飯を食べていたところ、安室奈美恵のWILDが流れた。

そのダンスを見て、思い出したもの。それは、
インドのMTV..............。

安室奈美恵のダンスがまるっきりBollywoodダンスなので驚いてしまった。おまけに、大勢で踊っているあたりもいかにもBollywoodっぽくって、そうやって見ているうちに黒いサイボーグのような格好をしたダンサーたちも滑稽に思えてきて、画面のインド度はますますアップするばかり。ちょっとめまいがした。

南アジアキチでありながらインドが未踏の地であるワタクシが、インドのMTVを良くみていたのはネパールに住んでいた時代。ダンスがバカバカしいほどにすごいので、ぼけーっと見てしまう。そして時にあまりに直接的な男女の表現に、インドが保守的ってなんだ?!と思ったものだった。

安室奈美恵とインド、不思議な組み合わせを目撃した土曜の朝でした。

国境警備隊の反乱 2日目2009-02-27 01:37:30

バングラ国内の国境警備隊反乱については日本でもちらほらと報道があったようですね。

今日も事務所から市内の移動制限がかかったまま。仕事の最後のラップアップは相手側に事務所に来てもらい終了。昨日のフィールド訪問もキャンセルし、最後はドキュメンテーションに専念できたので、結果的にラクに終われたのは良かったのですが。

ダッカはかなり大きな都市で、滞在先と騒ぎの起きているミルプールとは距離があり、滞在先周辺にいる分には何らいつもと変わりはない。ただとこに行ってもテレビに人が釘付けで、夕方には明らかに車が減って静かに。

報道によれば騒ぎは地方にも飛び火し、午後には携帯電話が市外通話不通に。ハシナ首相が恩赦、投降を呼びかけたものの、ミルプールには装甲車などが多数配置され、銃声は止んでいないとの報道も。死者数もソースによって大きく変動し、一体どのような事態になっているのかはいまひとつわからなかったが、夜には全員投降との報道。これで一応は収束なのか。

今回騒動に何か政治的背景があるのか気になっていたところが、国境警備隊は1971年の国家独立以来給与の改定が1度しかされていないと聞き(インフレ率が5-10%もある国でそれは無いだろう!)、背景も何も、彼らが置かれている待遇はよほどひどかったのだろうと想像。今回の反乱には少なからぬ悲哀を感じてしまう。

turtle*tortoiseは予定通り明日出国、帰途につきます。

国境警備隊の反乱2009-02-25 21:49:03

ダッカ夕刻。停電です。

さて、本日未明、バングラデシュの国境警備隊が反乱を起こし、ダッカ市内の本部を拠点に銃撃戦の反乱。

というわけで、午後からは自宅待機を命ぜられたので、自宅ならぬホテルに缶詰です。外出禁止令は出てないみたいだが、この停電は意図的なのか?ただの停電なのか?なんにしてもホテルの部屋でお仕事すすめるだけですね。明日はお仕事のラップアップなのに、カウンターパートに会いに行けなかったら悲しいなー。やれやれ。

反乱の背景の詳細は不明なものの、報道によれば軍よりも待遇悪く、キャリアパスの無い国境警備隊がその改善と一部トップの退任を要求とのこと。反乱を制圧しようとした軍に相当反発した模様。首相が先刻国境警備隊側と直接対話の上、恩赦を出したようなので、事態は沈静化するかもしれないが。

過去に軍政もあり、軍のクーデターもあり、軍バックの暫定内閣あり、もともと軍が強い国ながら、軍に反発して国境警備隊が反乱とはどのような政治的インプリケーションがあるのか、気になるところ。ハシナ首相も1月の新政権樹立早々、腕の見せ所でしょう。

と書きながら、今回滞在中、新政権後にすべてのプロセスがすすまなくなったとの声がしばしば聞かれた。各種政策や法令の検討も止まったまま。12月末までの選挙管理内閣時代は全般的にガバナンスが良くなり、物事が迅速に進んだと言われていたところが、結局は前時代の政党政治に戻り、悪くなってしまったのか。仕事にももろ影響が出そうな予感が........................。南アジアの民主主義ってどうしてこうなの、誰か教えてー。

タイガーおまる2009-02-21 03:14:29

タイガーおまる
本日のフィールドの収穫、タイガーおまる。

この色使い、デザイン、さすがベンガルタイガーの国。しかしなぜ首から上は緑なのか。

うしろの赤ウサギもなかなかラブリーな顔つき。

農村道路のつくりかた2009-02-21 03:04:55

1対1.5
ダッカに到着後、ずっと首都にへばりついていたのですが、本日は1日フィールド。ジェットボートでパドマ河を渡り、車に徒歩にバイク、見に行ってきたのは農村道路のつくりかたに、拡幅、舗装前の現状確認。

この手のことについてturtle*tortoiseはど素人なので、プロフェッショナルのお仕事を横で拝見していただけなのですが。

バングラの県道道路の法面は1対1.5。上からみるとえらい急に見えるんだけど。スキーだったら滑るのを躊躇する斜度である。←発想が貧困。

(写真は法面下の田んぼを覗き込むわれわれ。)

ダッカでスタバのカフェモカ2009-02-18 01:16:04

昨日予定通りダッカ到着。

来る度にお店が増え、建物が増え、交通渋滞が悪化しているダッカ。本日夕食後にスタバのカフェモカを頂き、ついにダッカでもスタバですか!と感無量。

もちろん、スターバックスのお店があるわけではなく、スターバックスのコーヒー豆を使ったメニューを出しているカフェがある、ということなんですけど。

事務所の人が「じゃ、ダッカの六本木、アマンドに行きましょう!」と連れてきてくれたお店、確かに窓からグルシャン2のロータリーが見え、向かいのビルには液晶の巨大パネル。それなりに都会の夜の雰囲気で、これがダッカとは思えない。

が、店の中でたむろっているのが、いい年をした男性グループばかりなのを見ると、やっぱりバングラねえ、とも思ったりして。(ムスリムの国なので、外で遊んでいるのはもっぱら男性。原則禁酒でもあり、こんなところで集まっているのは微笑ましいともいえるが。)