地球4周2011-12-10 00:02:39

学校の窓
あっという間に3ヶ月経っている。ショック。

2011年は驚くほど出張が多い1年だった。出入国8回国外滞在100日。移動距離でいうと地球4周くらいはしたんですかね。外に出てばかりいると、中にいる間の仕事も超圧縮で、「先は考えない。目前のことに最善を尽くす。」とお経を唱えてしのいで手を動かして、飛行機に乗って。

なんか四季のない1年だった.......。
振り返ってみると、西アフリカは暑かったなあ、とか、エチオピアで熱出した、ニジェールでお腹壊した、とか、そんな記憶ばかり。日本の記憶は夏の南アルプスぐらい。今年は山もランもお預けばかり。お陰で体がすっかり重くなりました。

もちろん、出て行けば面白いこともたくさんあるのだけれど。新しく知った国、人、風、土、空気。におい、音、味。訪れた学校の数々、目にした風景に出会った動物。
ただ流れていった感覚が強く、何が残って、何を受け止めたのか。それでも1年分(歳をとった分)賢くなったと思いたい。

年末年始は充電にあてて、来年はまた心機一転、色々なことに積極的に取り組めますように。

羽田国際化 パリ早朝あたりはまだ暗い2011-02-20 15:23:42

今の仕事をはじめたばかりのころ、出張となると結構前もって準備をしてから出発していたと思う。しかし、神経が図太くなったのか、本当に忙しくなっているのか、最近は「ようし!準備万端」という状況で空港に降り立つことができなくなった。昨夜はひどいもので、パッキングも間に合うのか!?というような勢いで家族に迷惑をかけてしまった。反省。

ということで、たいてい飛行機の中でいろいろと仕事することになるのだが、今回羽田便の搭乗時間は朝の1時半。眠くて仕事などできるわけがないのである。ぐうたら寝ながら13時間のフライトの後、パリ着。こちらはまだ早朝。すでにぐったり。まだブルキナファソのワガドウグまでまだ7時間乗るし...。羽田国際化のすごいところ、それは西アフリカの国でもその日のうちに着いてしまうことである。すごいけど、体力的にきつい。

大丈夫か自分!?な気分に陥っているturtle*tortoiseであった。(こんなん書いてないで、さっさと仕事しろってなもんですが。)

野沢温泉2011-02-13 21:24:18

1月の後半は仕事が忙しく疲れてしまい、週末もいろいろとやらないといけないことがあって、慌ただしく過ごしていたらかれこれ1ヶ月が過ぎてしまった.....。4年ぶりに週末に職場に行ったりして、こういうことを続けていると、遊びの腰も重くなるというのを久々に痛感。いかんのう。

仕事にしろ、そうでないことにしろ、悩ましいことが色々とあるのですが、さておき、連休は久しぶりに長野に出かけて、スキー・温泉三昧@野沢温泉。やっぱり冬は雪の中で遊ぶに限る。

初野沢温泉、内湯の無い小さな民宿滞在だったのですが、ここがまたお値段控えめ、おいしいお料理、すてきなホスピタリティーと期待以上のお宿で、快適な滞在を楽しませて頂きました。雪も多くて広いスキー場は遊びたい放題。意外にもオフピステの林間が解放されていて、面白かった。温泉の湯巡りは全13湯のうち、5湯(大湯、麻釜、河原湯、上寺湯、熊の手洗)を制覇。どこもお湯が熱くて、まさに煮え煮え。日頃のストレスを煮だして参りました。

気分一新、週明けからまたがんばってハタラくとするか。

来週末からは未踏の地、ブルキナファソに出張です。暑くてフランス語圏という以外、どんな国かよく知らないけど。

北壁直下のハイキングルート:アイガートレイルからグレッチャーシュルフト2010-08-17 22:35:19

アイガートレイル 北壁直下
ハイキングルート2本目。こちらは花のハイキングルートとはまた趣が異なり、アイガー北壁直下を歩き、氷河の末端を抱く谷を目前に見る事の出来るという変化に飛んだルート。日本のガイドブックなどにはあまり紹介されていないようですが、奥多摩から北アルプスを数時間のうちに歩いているようで、面白い。おすすめです。

●コースタイム●
11:20 Eigergletscher - 13:15 Alpigreneへの分岐(1758M) 13:45 - 16:15 Gletchershlucht

メンヒ登頂翌日から天気が崩れ、当初予定していた1泊2日のアレッチ氷河ハイクがキャンセルされたため、グリンデルワルト滞在の最後の1日、アイガートレイルを歩くことに。天気予報とは裏腹に、起床時、雨。しばらく様子をみてようやく雨があがったところでグリンデルワルト駅から登山列車に乗り込む。

クライネシャイデック駅でユングラウヨッホに向かう列車に乗り換え、列車は短いトンネルへ。トンネルを抜けると、そこは雪国であった。冗談ではなく、咲き乱れる花々の上に雪がつもり、周囲は真っ白なのである。そしてアイガークレッチャーの駅で下車。なんと、雪が降っている。

にゃんと、にゃんと。想定外の天気にやや驚きながら、防寒にカッパの上下を着込み、ネックウォーマーに手袋。ウールの帽子を被ってストック片手に歩き始める。靴はトレランシューズだが、ゴアテックスなのでまあ良し。駅を出てすぐのところでややルートがわかりにくく、視界も効かないので一瞬やめようかと迷うが、少し高度を下げれば雪が無い事が予想されたため、足下に気をつけながら雪のトレイルを歩き始める。予想通り、標高を100Mほど下げるとトレイルの雪も消え、降っていた雪も止んだ。

徐々に視界が良くなり、周囲が良く見えるようになるが、すぐ自分の頭上にあるはずの「アイガー北壁」はこの日、最後までその全容を見せることはなかった。このアイガートレイルは北壁直下を歩けることから人気があるルートなのである。ここに北壁が、見えるんだろうなああああ、と頭上を見上げては想像ひとしきり。見えないながらも下部の岩場の様子から、そのスケールの大きさは感じることができた。

ところどころ北壁からの雪解け水の小川を越えながら標高を下げていくと、やがてアルピグレン駅への分岐地点に到達。いわゆるアイガートレイルはここまで。アイガーの稜線上でいうと、ミッテルギヒュッテと平行する地点である。この分岐点でのんびり、川崎市の非常食横流れ品であるアルファ米山菜おこわとゆでたまご、あんずという妙なメニューのランチを食べる。アルピグレン駅からまた登山列車に乗ってグリンデルワルトに戻る事もできるのだが、せっかくなのでゴールをグレッチャーシュルフトに改め、先にすすむこととする。

分岐からしばらくは樹林帯の中のトレイルをアップダウンしながらすすむ。さらに進むと大きな雪渓のシュルンドの脇を通ったり、グリンデルワルトを一望できる展望台を通過したり、そして花々は咲き乱れ、梯子に雪解け水のシャワーカーテン歩き、と、まったく変化に富んだトレイルである。アイガーのミッテルギ稜の最西点を平行して越えるころ、トレイルはウンタラーグリンデルワルトグレッチャー、つまり氷河の谷に限りなく近づき、碧い氷河の末端を望むことのできるポイントに到達する(1226M)。この末端も昔はもっと下方にあったとの由。

さらに下るとトレイルはすっかり樹林帯に入り、やがて犬のお散歩ハイカーも現れるとゴールは近い。売店、レストランもあるグレッチャーシュルフト着。ここからグリンデルワルトは歩くこともできるが、予め時間を見ていたバスに乗り、グリンデルワルトへ戻った。

こうして思いのほか楽しいトレイルに満足しつつ、グリンデルワルト滞在最後の日を終えた。

このほか、他の日にMannlichenからクライネシャイデック、ミューレンからWintereggというそれぞれ1時間ほどのトレイルも歩いてますが、これは良くガイドブックなどにも掲載されているところ。ハイキングっていうか、ほとんどその辺のお散歩コースみたいなところですな。特記すべきはWintereggにあるチーズ屋というか乳製品直売所で、ここのヨーグルトとチーズは美味しかった!

花のハイキングルート:グロースシャイデックからブスアルプまで2010-08-16 22:47:48

花のトレイル
グリンデルワルト周辺のハイキングルートを2本ご紹介。1本目はグリンデルワルトの北側を回る花が大変美しいルート。

スイスではハイキングとクライミングの間に明確な違いがあり、日本のように曖昧ではない。ハイキングルートは恐ろしく良く整備されており、天気に恵まれればご近所散歩のような気軽さで絵に描いたような美しい眺めを存分に楽しめる。

●コースタイム●
9:30 Gross Scheidegg - 11:30 First - 12:40 Bachsee 13:30 - Bussalp 15:30

グリンデルワルトを8:50に出発するバスに乗り込み、ウェッターホルンの岩壁直下の峠、グロースシャイデックへ。峠の山小屋周辺では牛がごろごろ、カウベルの音がカランコロンしている。スイス初日はそんな牛までが珍しく、興奮。目前に見上げるようなウェッターホルンの岩壁も見事で、しみじみ眺め上げてしまう。そうやってひとしきり感動しているうちに時間がたち、同じバスで到着した他のハイカーが軒並み出発したあとにようやく歩き始める。

日本の林道さながらに整備された平坦なトレイルを、あっちでパチリこっちでパチリ写真を取りながらだらだら進む。犬を連れているハイカーも多く、犬たちは気ままに歩いては牛の水飲み場でバシャバシャと水を飲み、はしゃいいでいる。トレイル上には花が咲き乱れ、黄色、紫、ピンク、白、青、それに青い空に白い山々。アルプスの少女ハイジの音楽♪が頭の中でぐるぐるまわるってなものである。

途中、数組のトレイルランナー集団に抜かれる。雰囲気としてはご近所でジョギングといったラフな感じで、かつ、スピードはかなり早い。

フィルストに向かっては多少の登り。フィルストにはグリンデルワルトから直接あがってくるロープウェイがあるので、周辺は大変な賑わいで、ここからBachseeの湖までは一般観光客も含め、大変に人が多い。まさに世界中から人が集まったような様で、中国語、韓国語、インド英語などなどが飛び交う。このBacheeの湖では、湖越しにMatternbergの三角錐なピークが逆さ富士のように写り、とても美しい。この湖のほとりでサンドイッチのランチとした。

ここからブスアルプまでは2時間半、という表示がでていたので、バスは15:30だし、まあ余裕だろうと歩き始めたが、結果的には(時差や夏時間も含めて)色々と時間を勘違いしており、ここから先、特に最後はものすごいピッチで歩くというか走るはめになったのであった。

Bacheeから先に歩く人はそう多くはなく、静かになったトレイルをSpitxen(2327M)まで上がっていく。尾根にあがるにつれて日本のアルプスにも似た登山道となり、このSpitxenからしばらくは、岩のガレ場の下りとなる。この下りがやがて平坦になると再び牧場のハイキング風のトレイルに。向かいにはオーバーランド三山が真っ白に映え、鼻歌気分で歩いているところで(恐らく2089Mの分岐あたりか)、バス時間まで40分ないのに、残り時間1時間と書いてある標識を発見したところから、この気ままなハイキングは突如として「トレラン」に変わったのである。バスは1時間に1本、逃すわけにはいかん、と、牛が草を食む中を怒濤の勢いで駆け下りる。峠のバス停にむかってにあがってくるバスが見えるのがまた始末が悪く、このバスと競い合って走る。

結果、バス定刻の5分前に到着。無事バスに乗る事ができた。
汗だくである。

トレランやっててよかった!ってそういう問題なのかはわからないが、予定通りのバスでグリンデルワルトに戻ったワレワレは、バス停前のカフェでモーベンピックのアイスクリームで祝杯をあげた。

ところで、モーベンピックのアイスクリーム、バングラデシュで食べて以来。ダッカのモーベンピックのアイスクリームパーラーはダッカのお金持ちファミリーに人気スポット。ちなみに、カトマンズの目抜きどおりにあったモーベンピックのパーラーは2003年頃に閉店。ネパールでは高すぎて、閑古鳥だったものね。カトマンズではその後、バスキンロビンス(サーティーワン)が登場し、人気になりました。モーベンピック、10年位前には日本のコンビニにもあったけど、見なくなったなあ。という訳で、最後にはアイスクリームの余談でした。

スイスアルプス・メンヒ登山2010-08-09 23:05:09

メンヒピークにむかうクライマー(ピークより)
グリンデルワルト周辺で有名なアルプスの山と言えば、もちろん、アイガー。そのアイガーと、ユングフラウとともにオーバーランド三山に数えられるメンヒ(Mönch 4,107M)に登頂。

メンヒは普通、アイガーやユングフラウに登る人が高所順応トレーニングで登るとのことで、技術的にもアルプス4000m級では入門レベルであり、この山そのものが目的の人はあまりいない。

が、日本でも雪稜歩きは長くやっているものの、アルパインクラミングそのものの経験は浅く、岩は苦手・キライ、でもスイスアルプスの白い峰に登ってみたいというレベルのturtle*tortoiseの今回の旅の目標はこのメンヒ山であった。

標高だけていうと、アイガーよりも高いメンヒ、その頂上からの眺めは日本の雪山や、ヒマラヤの5500Mの氷河からともまた異なる感動的なものであった。

●コースタイム● 9:10 Jungfraujoch - 9:50 分岐 - 12:05 Monch頂上 12:15 - 14:05 分岐 - 14:30 Jungfraujoch

出発前には3日を予定し登山ガイド手配をしていたものの、悪天が見込まれたため、到着後にGindelwaldsports(ガイド組合)4日への変更を依頼。前日にハーネスを借りに行き、翌日の実施をコンファーム、ガイドの名前と連絡先をもらう。

朝7:17分グリンデルワルト駅の始発列車に乗って、ユングフラウヨッホに向かう。ユングフラウヨッホは実に20年前の夏、母の旅行につきあって一度行った事があるのだが、当時は悪天であったこともあり、あまり記憶に無い。ユングフラウヨッホの展望台カフェでガイドのFritz氏と落ち合う。自己紹介して、外へ。快晴。風はない。雪面がまぶしい。まずはメンヒヨッホヒュッテへ、ピステされた斜面を歩く。

メンヒヨッホヒュッテ手前から、メンヒから北に延びる尾根に取りつく。アイゼン、ハーネスとロープを装着。もちろんトップにFritz、最後尾をTurtle*tortoise、間に同居人が入る。アンザイレンして歩く機会があまりないので、keep the rope tightと言われても、要領を掴むのに少々手間取った。

最初はところどころ岩が露出するゆるい斜面を登っていく。当たり前だが、スイスアルプスは基本的に「岩山」で、土の上に雪があるわけではなく、雪と岩のミックスである。そんなことに改めて感心しながら登っていく。しばらくいくとそれなりの岩稜帯、日本の夏山縦走でもあるようなレベルだが、鎖はない。といってもロープに繋がれているので不安もない。turtle*tortoiseは個人的には岩場もピッケルを手に持ったままがお好みなのだが、Fritzがピッケルを手に持たず(腰に差すなどして)登れというので、岩場のたびにピッケルを収納しながら、登った。ガイドは絶対なので抵抗はできません。それにガイドもこちらの力量を把握するまで、ややナーバスなのが見て取れるし。

ここが一番の難しいところと言われた岩場を登りきると、目前には雪壁。その手前の鞍部(地図で3887Mの場所と思われる)で休憩と言われる。休憩は取る事はないと思っていたので、ラッキー!と思いながら、パワージェルを流し込み、ハイドレーションから水を飲み、写真を取る。ユングフラウヨッホ周辺でハイキングをしている人々の姿はすでに蟻のように小さく、相当の高度感。遠くまで白いアルプスの嶺が広がり、Fritzがあれがマッターホルン、等々と教えてくれる。

雪壁を登りきったら西にのびる稜線に出るとわかっていたので、それを励みにするものの、標高が高くなっているため、それなりにつらい。一歩一歩足をすすめて、ついに細い雪稜に出る。先にゆくパーティーが頂上にいるのが見え、左右がすっぱりと切り落ちた稜線をゆっくりと進んで行く。ついに前を行く道がなくなり、頂上。頂上は思いのほかせまく、狭い斜面に3人パーティが2組でぎりぎりである。You made it! と声をかけてくれるFritzと握手、360度の展望に気持ちがハイになる。

先行パーティーが下山開始と入れ替わりに、一組の日本人パーティーが登ってくる。67歳の男性とその奥様と思われる方だが、この男性は1969年にアイガーの壁を登っている由。往年のクライマーだったのでしょうね。この日本人ののクライマーに、Fritzにミッテルギ稜の状況を聞いてほしいと頼まれ、聞いてみると、今年は雪が多くてトレースは無いとのこと、その旨を伝えた。互いに写真を取り合って、こちらは先に下山開始。今度は行きと逆に、turtle*tortoise、同居人、最後に確保するFritzという順番である。

細い稜線上で、日本人4人パーティとすれ違う。その後、雪壁でも日本人4人パーティとすれ違ったが、いずれも中高年の男性パーティであった。山岳会でスイス合宿か、いずれも朝同じ列車で見かけたように思うが、ペースはかなり遅いように思われた。

turtle*tortoiseはとっとと下山派なので、下るペースは早くなりがち。ロープを引きすぎないようにするのに気を使った。岩場はところどころにあるビレイのポールでFritzが簡単に確保しながら降りていく。アレッチ氷河を遠く望みながら高度を下げていき、分岐着。ここで頂上を共有したパーティに追いついた。

ここからユングフラウヨッホの展望台までの帰路はFritzと話をしながらゆるゆると下り。ユングフラウの難易度を聞くと、テクニカルにはメンヒと変わらないが、行動時間が長いとの由。そう聞くと、またいつか登ってみたい、などと思ったりもする。

展望台でFritzといつかの再会を約束して、お別れ。短い山行ながら、高度のせいかいやに疲れたturtle*tortoiseは、しばし放心状態で展望台からメンヒを眺めた。

グリンデルワルトの夏休み2010-08-09 22:47:23

グリンデルワルトを望む
夏休みのスイス旅行はチューリッヒ空港からベルナーオーバーランドのグリンデルワルトに直行、直帰。スイスアルプスの谷間の小さな盆地の町に7泊8日滞在。世界一美しい村ともいわれる地で涼しい夏を満喫。

あいにく天気には今ひとつ恵まれず、予定していたアレッチ氷河ハイキングは実現できなかったものの、周辺のトレイルを徘徊し、ハイキング三昧。そして初のスイスアルプス、メンヒに登頂。山の頂きでパワーをもらって帰国。

遊び以外ではいろいろと悩み多き日々ですが、アルプスのパワーでまた前向きになんとかやっていこう、っと。

歯の詰め物は何故旅の前に取れるのか?2010-07-30 11:15:49

エチオピア出張の前日に前歯、夏休みスイス旅行に旅立つ前日の昨日に奥歯、の詰め物が外れた。

思い返すとこういうパターンがすごく多くて、たいてい旅の間はそのまましのぎ、帰国後に歯医者に行くはめに。

歯の詰め物は何故旅の前に取れるのか?

理由は不明ながら、これから成田に出発します。明日にはグリンデルワルトだ!

世界一痒い国へ2010-07-11 11:46:32

ここ数年でいちばん忙しかった1週間の労働を終え、本日夜のフライトでエチオピア出張に出発。しかし、行く前からこんなに疲れていて良いのだろうか、というほど疲れている.......。もう体力使う働き方はできないトシなのだ、という事実。涙。

エチオピアと言えば、2年前の冬休みで予定なくアジスアベバに1泊したことがある限りで、空気が薄くて、寒くて、風が強いだけの印象。
http://turtletortoise.asablo.jp/blog/2008/01/14/2560525#c
今回は地方の町に1週間、また違った面が見えるのではないかと。

エチオピアはある人曰く「世界一痒い国」。ダニがすごいらしいので、押し入れにしくダニシート、ダニスプレー等々を持参。なにがどこまで効くのやら。先週すでに日本でぶよに刺されて足首が腫れ上がったturtle*tortoise、ある意味予行演習は済みであるが、南京虫もダニも、しつこく痒いからなあ。いやだいやだ。

という訳で、虫との戦いに旅立ちます。

小谷温泉山田旅館2010-05-20 00:02:40

小谷温泉山田旅館
GWの最終日は、小谷温泉の山田旅館に一泊。

登録有形文化財にも指定されている江戸時代からの建物が守られた情緒ある古い温泉宿。お値段もよく、お湯もよく、浴室のアンティーク?な風情もよく、山旅の最後に良い時間を過ごさせて頂きました。

宿に置いてあった「小谷温泉讃歌~山田寛・雪の中の青春」という本が意外にかなり面白かった。先々代のご主人、山田寛氏の自伝なのだが、日本のスキーがどう変遷していったのか、スキー場なるものがどう誕生したのか、昔の山里のくらしがどうであったのか、興味深い話が満載。山スキー、スキー好きなら一読をおすすめ。一般に販売されていないのが残念。